日報ですが、上司への報告がメインと思っているメンバーはいませんか。
もちろん、仕事中に伝えきれなかったことを上司に報告するために使うことも間違ってないです。ただメインの目的としては自己成長のためのツールとして欲しいと考えています。
そこで自己成長のための日報。3つのポイントです。
まず1つ目、日報は「自分との対話」です。これにより一日の行動や感じたこと、考えたことを整理し、自身の内面と深く向き合う機会を得ることができます。
2つ目、日報は「複数の視点を一人で持つ」ことが可能になります。同じ出来事に対してもポジティブな側面、ネガティブな側面を含め多面的に分析することで、より客観的でバランスの取れた自己評価が行えるようになります。これは問題そのものの解決スキルを高めるだけでなく、問題に対して柔軟な思考を育てるのにかなり役立ちます。
3つ目、日報は「色んな自分の声に耳を傾ける」ことができます。仕事の成果だけでなくミスや挫折、それに対する感情も率直に記録することで、自己理解を深め、それに基づく自己改善を図ることができます。
新卒も配属され、日報そのものの注目度も集まる良い機会です。
日報を単純なルーティンとしてではなく、メンバー自身の自己成長のツールとして書いてもらいましょう。