時間が足りない、のはいつでもそうですし悲しいかな死ぬまでそうだと思います。
その考えをベースにすると、仕事の効率を最大化するのに時間のコントロールだけでは十分ではありません。
その理由は2つあります。
1つ目は平等かつ有限のリソースの効率化は他者との差別化が図りにくいからです。
2つ目は何事もアウトプットは、複数要素の掛け合わせが最大化するからです。
では効率を上げるための有力な要素は何かというと、集中力です。
同じ時間を過ごしても集中力によってアウトプットが違うのは皆さん経験があると思います。
その集中力を高めるのに最も役立つのが締切です。
ベタな例えですが夏休みも最初は時間に余裕がありだらだらと過ごしますが、終わりに近づくと焦って宿題に取り組みます。
その際の集中力は子供でも目を見張るものがあります。
この現象は締切が期限というプレッシャーを与え、自然に集中力を引き出しています。
宿題を期限内に終わらせるために無駄な時間を減らし優先順位を考え、集中して取り組むようになるからです。
同様に仕事においても締切を設けることが、集中力を高める鍵となります。
何より時間は変えられないものですが、集中力は自分で変えられるものです。
趣味と仕事の差は締切があるかどうかとも言われます。
締切は集中力を上げてくれるものです。
うまく使って個人やチームのアウトプットを高めましょう。