この世にある森羅万象。
それは事象とその繋がりでできています。
事象は点であり、繋がりは線です。
物理の世界でも世界の歴史を見ても、点は変えにくく線は変えやすいものとされています。
これをマネジメントにアナロジーしてみます。
点とはメンバーの個性や能力だったり、クライアントや市場、売上利益など。
線とは会議をはじめとしたコミュニケーション全般、クライアントへの対応、市場への発信、売上利益の出し方など。
こう捉えると線を変えることがマネジメントと言えます。
漢方では血、気、水の流れが大事と言われていますが、体でも個々の内蔵そのものではなく
それらを繋ぐ血管やリンパの流れをよくすることで免疫が高まります。
すぐに成果が欲しかったり、問題を解決したいがあまり点を変えようとしがち。
今すぐ自分の仕事、カレンダーを見てみましょう。
点へのアプローチが多いのか、線へのアプローチが多いのか。
マネジメント可能なものをマネジメントしましょう。