油断という言葉は仏教用語です。
これは神様や仏様に捧げる灯火を絶やさぬよう油を断たないように大切にする、という教えがあり
そこから油断という言葉が生まれました。
言葉の由来通りにイメージしてみると、一人だけで四六時中、油を絶やさぬことは難しいですね。
複数の人がお互いもしくは交代で油を差し合うことで「油断しないこと」を達成できると思います。
この仕事に話しを戻すと、お互いに油を差し合おうということになります。
皆さんは取締役ですのでお互いの仕事を取り締まるのが役割。
管掌範囲は決まってますが、それをチェックする範囲は横断です。
一人では油断してしまいます。
問題ないです、大丈夫です、という発言に対して
「本当にそうか?」と必ず確認し合う
「本当にそうか?」と必ず自分に問う
そういう経営チームになってください。