判断と決断は違います。
判断とは情報を収集し分析し、選択肢そのものを評価するためのプロセスです。
決断とはその判断に基づいて行動を選択し、実行することを意味します。
判断の例としては、市場調査やアンケートなどのデータ分析を通じて現状把握や未来の展望を理解すること。
決断の例としては、新規事業への投資や市場からの撤退など、組織の方向性を変えることなど。
決断はリスクを承知の上で迅速に実行する必要があり、不確実性を受け入れることが求められます。
つまり決断する人の魂や想いが乗ってこないと決断はできません。
ロジカルに正しいこと、つまり判断そのものを実行とリンクさせるのであればAIに任せるほうが正解になります。
定量データや四則演算、過去の慣習で決定を下すのは決断ではありません。
そして皆さんは判断ではなく決断をする立場です。
判断材料を用意し、そこに自身の考えや想いを乗せて決めることが決断です。
決断しないと事業も組織も動きません。
今週からどんどん決断しましょう。