重要度と緊急度の軸で物事を分けるアイゼンハワーマトリクス。
みなさん聞いたことがあると思います。

このマトリクスによると優先順位は
①緊急で重要なこと(例:顧客へのプレゼン)
②緊急ではないが重要なこと(例:人材育成や中長期計画)
③緊急で重要ではないこと(例:突発的な頼まれごと)
④緊急でも重要でもないこと(例:デスクトップ整理など)
となります。

ですが実際にはこういうケースが多いと思います。
①緊急で重要なこと
②緊急で重要ではないこと
③緊急でも重要でもないこと
④緊急ではないが重要なこと

③と④の順番は意外と思うかも知れませんが、実態はこうではないでしょうか。
というのも④は緊急性の無さと取り掛かる難易度が高いからです。

そして時間を一番食ってるのは②がほとんどですが、この②は仕事のための仕事、が多いです。
仕事のための仕事とは何か。
それはメールやチャットの返信、プロジェクトの調整、mtgスケジュールの調整や設定などです。

ここのメンバーが本当にすべき仕事は、より抽象的で複雑で集中力が必要なものです。
簡単に物事が進むことばかりしているということは、重要ではない仕事に時間を使っています。

人間はストレスを抱えたくないので、メールやチャットの返信などをして何かが捗った気になりたいもの。
でもそれではいつまで経っても本当の重要な仕事に取り掛かることができません。

今一度「仕事のための仕事」と「本当に重要な仕事」の時間配分を見つめましょう。
そしてカレンダーが重要な仕事で埋まるようにしてください。

投稿者 Ryo Kato

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