みなさんは人組織、顧客、財務のマネジメントを行ってますが、それらを成すOSは何でしょうか。
それは情報です。
そして情報は大きく2つに分けることができます。
事実と解釈です。
事実=観測や測定によって得られる客観的なデータや情報
解釈=その事実に対して私たちが加える主観的な意味や価値判断
です。
例えばとあるチームのKPIをを見た時、数字そのものは事実ですがその数字が良いのか悪いのか、
そしてその理由は何か、というのは解釈によって異なります。
また解釈の過程では、個人の経験や価値観、期待値などの環境が大きく影響します。
同じ事実を見ても、メンバー同士で全く異なる結論を出すことは珍しくありません。
ここのメンバー同士でもそうですね。
コミュニケーションにおいては、ただ事実を共有するだけでなく、
どのようにその事実を解釈しているかを明確にすることが重要です。
これにより、誤解を避けよりスムーズな意思疎通ができます。
また一方で解釈の多様性を理解し受け入れることは、新しい視点やアイデアを生み出す源泉にもなります。
異なる解釈を比較検討することで、事実に対する深い理解が促され、よりバランスの取れた判断が可能になります。
情報(事実+解釈)をうまく扱えると、複雑で不確実なマネジメントがシンプルに見えてきます。
事実を捉えどう解釈したかを自らも話す、そしてメンバーからも聞く。
このプロセスこそが、情報のマネジメントレベルを上げることにつながります。
日報やKPI、議事録にmtg、、今日もいろんな情報に触れます。
事実と解釈の概念でうまくマネジメントしていきましょう。